会計士を取得、又は取得中の方のキャリアプランとしては以下の四点が考えられます。
(1)監査法人
公認会計士のみに許された資格業務。企業が投資家や銀行に対して、経営状態を公開する決算業務(財務諸表)を、利害関係のない第三者として不備や虚偽の有無を調査・証明します。監査の種類としては、商法監査、証券取引法監査、任意監査、国際的監査、学校穂人・労働組合を対象とした監査があります。
(2)一般企業の財務、経理
一般的には財務」>「経理」と言うニュアンスで、資本投下から資本増加までのプロセス全体を見渡す「財務」に対して、それを計数的に掴むのが「経理」です。「経理」とは狭い意味では会社の現金の収支や記帳から決算までをいいますが、会社によっては税務まで含みます。広い意味では「経営管理」を略したもので、経営に関するすべてを含みます。経営管理となると、教義の経理から、財務・経営計画など会社の枢軸をになう部門と言う事になります。財務とは、会社の資金管理・資金運用・資産の運用や資金の調達などが主な仕事となります。狭義の経理より守備範囲は広くなりますが、広義の経理(経営管理)よりは範囲は狭くなります。
(3)一般企業の内部監査
日本版SOX(J-SOX)導入に係わる業務、役割が大きく求められる昨今、内部監査として会計士の需要は増え続けています。内部監査とは、企業や組織の内部の人間がその組織で不適切な業務遂行が行なわれていないか検査する業務を言います。内容は、財務数値の作成手順などを経理部門ではない別の部署などの担当者が検査することが主となりますが、在庫の数や業務手順、法律遵守など検査項目は多岐に渡ります。アメリカのCIA(Certified Internal Auditor)という資格はアメリカ内部監査人協会が運営しているものです。
(4)コンサルティング会社
起業支援、財務・会計コンサルティング、IPO支援コンサルティング、内部統制支援コンサルティング、内部監査支援コンサルティング、企業デューデリジェンス業務など、様々なコンサルティングを行います。取引先に常駐してコンサルティングを行う会社や、全国のクライアントを巡回して業務にあたる会社、プロジェクト毎にチームを編成して長期的に活動を行う会社などがあります。シンクタンクの要素も強いですが、コミュニケーション能力、営業センスなどを求められる事も多い業界です。





